先日Silveさんの記事で軽く紹介がありましたが、
コミックマーケットC91にてAfterEffects用プラグインm’s Halftoneを頒布いたします。
名前からわかる通り、ハーフトーンのエフェクト処理を行うプラグインとなっています。
このプラグインを使用した紹介動画
この手の処理はカードダンスやTrapecode Formなどで一応表現可能なんですが、マップ用レイヤー用のプリコンポやレイヤーが増えて非常にめんどくさく、かといって専用のプラグインとなるとGenArts Sapphireなどそこそこいいお値段のするエフェクトしか選択肢がないため、それなら作ってしまえという経緯で開発しました。プロト版を作ってみたら周りの反応がよかったため、高速化と安定性を高めて今回の頒布となった次第です。
詳細機能
誰でも簡単に扱えるよう必要最低限の機能のみにしてますが、標準エフェクトとの組合わせることで豊かな表現ができるような設計思想になっています。パラメータウインドウはこんな感じでシンプル
Shape : ハーフトーンの形状、Circle(丸)、Square(四角)、Line(線)の三種類
DotSize : ハーフトーンの最大サイズ及び、間隔の大きさ
Rotation : ハーフトーンの配置角度
Offset : ハーフトーンの基準位置
Alpha : 白領域を透明化します
Sampling : ハーフトーンサイズの計算方法。少し挙動がかわります。デフォルト値推奨。
ハーフトーンサイズの細かな調整はトーンカーブによる前処理で、色付けはのCC Tonerや塗りなど後処理で行うのがおすすめです。
ハーフトーンエフェクトのみの処理例
こちらの例は標準エフェクト(トーンカーブ、塗り、CC Composite)との組みあせでレイヤー複製もせず1レイヤーだけで完結できます。
実際開発後に自分で使ってみた感想になりますが、コミック調の味付けや背景模様の作成、グラデーションを使ったトランジッションの作成など応用範囲は広いと思います。
頒布情報
コミックマーケット913日目(土) 西1ホール ゆ-40 AEオフ・ギンイロオオカミ の合同スペースにて頒布いたします。
価格は1500円です。
イベント後に委託もしくはDL販売なども検討していますので、よろしくお願いします。
また新しい情報がでましたらこちらのTwitterアカウントにてアナウンスしたいと思います。
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