中級者へ贈るAfter Effects！～Particular強化編～　+α at AEP Project

2011-02-03

中級者へ贈るAfter Effects！～Particular強化編～　+α

////＊お知らせ＊////

要望が多数ありましたので

DL版での販売を開始いたしました。

データはPDF形式となります。

SOLD　OUT

ありがとうございました！

皆様のお役に立てば幸いです。

※再販を行う予定はありません。

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AE本作りました。

以前、sleepwalkerさんを初め、プロの方々が執筆された「萌えるAfterEffects読本」読んで、内容が素晴らしかったので

リスペクトして自分も動画師の人の役に立つような本を、と思い作った一冊です。

私自身、AEを触り１年少ししか経っていないので、いったいどれだけのことが書けるのか不安ではありましたが

その１年で学んできたことをとにかく詰め込んでみました。

お役に立てば幸いだと思っております。

内容

Particularの基本的な扱い方法を初めとし、

それ以外にも、チュートリアル的な内容を載せています。

タイトルのとおり、内容はある程度触れる人向けで

また、Particularを使い慣れていない人にも役立つと思います。

目録

After Effects CS５　標準装備　サードパーティ製エフェクト　簡易解説集！
Trapcode Particular 2 基礎ガイダンス
Particular　簡易テクニック集
TUTORIAL　１　ガラス粉砕
TUTORIAL　２　手ブレモーション
TUTORIAL　３　舞い散る桜
TUTORIAL　４　Particleで作る雲
ひとつ上のAE使いになるために！

参考

TUTORIAL　１　ガラス粉砕

TUTORIAL　３　舞い散る桜

+α TUTORIAL Particularによるロゴの消滅

本に入れようと思っていたのに、1つ入れ忘れたチュートリアルがありましたので、この機会にこちらで紹介します。

動画はやっつけですが、上手くParticleをコントロールすれば、もっと綺麗に仕上がります。

この手法は、自分がParticularを使い始めたころに、とある動画師さんから教わった方法です。

まず、消失させたい素材を用意します。

今回はこの素材を使います。

淵は、AEのマスクを使って角を取っています。

角を取る時、素材を選択して「楕円形ツール」をダブルクリックすると、マスクが淵ギリギリに囲ってくれます。

次に、この素材にリニアワイプのエフェクトを適用します。

適用したら、素材を複製して片方のワイプ方向を１８０度反対にします。

反対にした素材をプリコンポーズし、目玉をはずします。

プリコンポーズした素材が、ParticularのLayer Emitterになります。

今度は、Particularのレイヤーを作ります。

大量に複製していますが、場合に応じて増やしてください。

これらのParticularは、それぞれParticle（粒子）のサイズが違います。

一番下が最も大きいサイズで、更に密度が濃いです。

上に行くほど小さくなり、密度も薄くなります。

では、次に先ほど作った素材をLayerEmitterに設定しましょう。

まず、Emitterパラメーターの

Emitter Typeを「Layer」にします。

次に、下にあるLayerEmitterに素材を割り当てます。

この時、素材は必ず3Dスイッチを入れておいてください。

すると、自動的にエミッターライトが生成されます。

すると、Particleに色がついて、更に素材に合わせて生成されるようになったはずです。

素材を複製してリニアワイプを反対にした意味はここにあります。

ワイプで素材が消えていくと同時に、反対に設定したワイプを沿ってParticleが生成されます。

これによって、一見素材がParticle化したように見えるわけです。

では、細かい設定を行います。

Particularレイヤーは大量にありますが

殆ど設定は同じなので、一番上と真ん中と一番下の三つの設定だけ載せます。

EmitterのDirectionは基本的にはUniformです。

Particles/sec

Velocity

Life[sec]

size

Opacity Over Life

Air内の設定

wind X,Y,Z

Affect Size

AffectPotsition

このあたりの数値を適当に変えています。

他にも触ってみて、いろいろと変えて見ると面白いかもしれません。

最後に、Particles/secにキーフレームを打って

現在の数値　→　０にします。

間隔は適当に調整してください。

これで、Particleは消えます。

荒っぽく書きましたが、とりあえずこれを応用していけば、キャラの消失とか面白い効果を作っていけると思います。

出来れば、もっとParticleを手なずけて思い通りに扱いたいものですね。

最後に、プロジェクトファイルを置いておきます。

中に一緒にロゴも入っています。

バージョンがCS5で、Particularの外部effectが必須です。

AfterEffects CS5 or later / Trapcode Particular
License: Free for all

Download Project File
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