2009-04-15

海っぽいもの

完成画像

完成画像



波用のコンポと、最終画像用のコンポを作成します、今回の例ではそれぞれ

波用コンポ1000×1000

最終画像用コンポ960×540

としています。

波用コンポに新規平面を作成し、フラクタルノイズを適用します。

water_tuto_01_fractal
動かしたいので、キーフレームでもよいのですが、今回はエクスプレッションを適用してみましょう

water_tuto_01_timeline1
乱気流のオフセットと展開にエクスプレッションを適用します。

乱気流のオフセットには、[0, time*50];

展開には、time*200;

とでもしておきましょう。

この波コンポを最終画像用コンポにいれます。

好みの角度を付けたら、波コンポレイヤーにCC Glassを適用します。

角度をつけて配置

角度をつけて配置



CC Glass適用

CC Glass適用



いきなり上記のような画像にはなりませんが、パラメータをいろいろいじります。

water_tuto_01_effects1
波のキラキラもつけたいのですが、別レイヤーにしておくとあとで調整がききやすいので、波コンポレイヤーを複製して、キラキラレイヤーとします

キラキラレイヤーのCC Glassのパラメータを調整して、キラキラだけになるようにします

キラキラ〜

キラキラ〜



water_tuto_01_effects2
Shading項目とLight項目が結構違うので、いろいろ調整してみてください。

キラキラレイヤーを加算合成します

キラキラ合成

キラキラ合成



ちょっと味気ないので、シフトレンズで撮ったみたいにしてみましょう。

ブラー用のコンポを作成します。

中身はカラーカーブ等で何処をぼかすかを決めます。

ブラーレイヤー

ブラーレイヤー



サンプルではブラーにサードパーティ製のプラグインのLenscareというのをを使用しています

お値段も手頃で綺麗なのでおすすめです

lenscare

調整レイヤーを作成し、LenscareのDepthOfFieldエフェクトを適用。ブラーレイヤーを指定する項目があるので、先ほど作ったブラーレイヤーを指定します。

いろいろ調整すると完成。あとは波コンポレイヤーに色合いエフェクトで少し色つけてます。

完成!

完成!



アレンジ次第ではこのようなのも

ゆらゆら〜

ゆらゆら〜



サンプルaepはCS3で作成していますが、内容的にはAE6以降のバージョンでも、プラグインが揃えば同じことが出来ると思います。

Lenscareは標準のブラー(レンズ)でも調整次第では代替可能でしょう。

プロジェクトファイル:water.zip



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この記事に対する 6 の反応があります


  1. 1 AE-USERS 4月 14th, 2009 at 18:00

    新着記事 : 海っぽいもの http://tinyurl.com/deomwc

  2. 2 AEUSERS(AEP Project) 4月 14th, 2009 at 18:00

    新着記事 : 海っぽいもの http://tinyurl.com/deomwc

  3. 3 ぽこ 10月 14th, 2009 at 21:13

    分かりやすくて参考になりました。

    それにしても美しい。実写の映像と見間違えるほど。

  4. 4 11月 28th, 2010 at 10:18

    @8__3 私の場合はPixelPolly利用の粒子化がめちゃくちゃ重かったです・・・もちょっと粒子の数減らせば良いのかな?? あとコレが面白そうだったので真似て作ってみたのですが重くてプレビューが動かないですw→http://bit.ly/F9GAc

  5. 5 1月 28th, 2012 at 12:19

    海っぽいもの http://t.co/WiXBh8d8 #aejp via @AEUSERS

  1. 1 海っぽいもの | Tips - After Effects - 動画編集ソフト - アプリケーション | Jishuu.net Pingback on 4月 5th, 2012 at 13:02

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