前回「読解 Element3D」に引き続き、今年度末に開催されますコミックマーケット85にてAfter Effectsプラグイン・スクリプト解説本を頒布させていただきます。
ParticularやOpticalFlaresなど著名で多くの人が所持し、情報が溢れかえっているプラグインの解説をしてもやはりちょっと面白くありません。
リリースされて間もないものや、名前は知ってるけれど優先順位はそうでもないような
「ちょっと気になるけれど情報が少なくてよく分からないマイナープラグイン」の本
今回はそんな感じの本を目指しました。
前回以上にニッチなものとなりましたが、なかなか面白い内容になったのではないかと思います。
以下、今回ピックアップした3プラグインと参加者の紹介となります。
Trapcode Mir / 「Trapcode Mirの抽象的でない使い方」 by BaKaAfter
Trapcode Mirは地形から自然現象、硬いものから軟らかいものまで再現可能な非常に自由度の高いTrapcodeシリーズの新鋭プラグインです。
こちらの執筆は前回に引き続きBaKaAfterさんにご参加いただき、ご自身の公開する作例をベースに実用的なTipsからちょっと奇抜なものまで解説していただきました。
http://baaaf.com/
Newton 2 / 「Newton 2でちょっとしたリアリティを動画に」 by BaKaAfter
Newton 2はAfter Effects上での2D物理シミュレーションを可能にしたこちらも比較的新鋭のプラグインです。
こちらもMirに引き続きBaKaAfterさんに担当していただき、どのような手順で物理シミュレートするのかという根本的な部分からプロパティ値による変化まで掘り下げて解説していただきました。
TypeMonkey / 「TypeMonkeyとAfterEffectsの文字組について」 by curetypeface
TypeMonkeyはAfter Effects上で非常に簡単にモーションタイポグラフィを実現させるスクリプトです。
こちらも比較的最近リリースされたもので、上記二つの中では一番新しいものではないでしょうか。
こちらはフォントに対して非常に造詣の深い知識を持っておられるcuretypefaceさんにご参加いただきました。
スクリプトの使用方法から始まり、より良いモーションタイポグラフィを生み出すためのテキストレイヤーの文字組についても触れて解説していただきました。
http://curetypeface.com/
最後に冊子デザインから本誌全体の文字組まで今回も引き続きcao.さんにご参加いただきました。
ちなみに表紙・裏表紙は全て今回ピックアップした3つのプラグインで構成されております。
どうにかまとめてください!と投げたボールをきっちり返して下さいました。
http://www.petitbrain.com/
主催は前回に引き続き私Silveです。
ニッチな本を作るのが楽しくなってきました。
コミックマーケット85
3日目 西さ-38b ギンイロオオカミ
プラグイン・スクリプト解説『Ability Easing 01』 オールフルカラー30P 500円にて頒布致します。
又、同会場に本当に数冊ですが前作「読解 Element3D」も持ち込む予定です。
こちらは前回参加していただいたりゅーかさんのスペース
3日目 西し-38a DragonicFlower
にも置く予定ですので、当スペースに無ければ是非そちらでも確認していただければと思います。
(ちなみにりゅーかさんの方もAfterEffects関連の書籍を出す予定だそうです。)
それでは、お待ちしております。
【2014/01/01_追記】
無事当日頒布終了致しました。
引き続き、通販対応を検討致しますのでもうしばらくお待ちください。
又、既読者の方は宜しければアンケートへのご回答をいただけますと幸いです。
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