グリーンスクリーンのキーイングやロトスコーピングなど、アルファチャンネル付きの素材を合成する際に、背景の色を映り込ませる Light Wrap についての情報をまとめてみました。
<After Effects だけで Light Wrap>
maltaannon サイトに、After Effects のエフェクトだけを使うチュートリアルビデオがあります。
「CC Composite 2」をオフにすると、Light Wrap のみ表示します。
<ce LightWrap:カスタムエフェクト>
ビデオの前半は、標準のエフェクトですが、後半は、カスタムエフェクト「ce LightWrap」(価格 12ドル)の説明になっています。
「ce LightWrap」については、ビデオ「Making It Look Great 5」(価格 79ドル)に付属されているので、所有者は購入する必要がありません。
このカスタムエフェクトには、カラーコレクション「Color Matcher」が追加されており、自動で素材が背景と馴染むようになります。
「Color Matcher」の効果 (左:LightWrapのみ、右:Color Matcher)
尚、カスタムエフェクトのインストールは、下記リンクページでインストーラーをインストールして、デスクトップに作成されたショートカットアイコンにカスタムエフェクトのファイルをドラッグすればインストールできます。
<rd LightWrap:スクリプト>
このスクリプトは、洋書「Adobe After Effects CS4: Studio Techniques 」に収録されています。
使用方法は、アルファチャンネル付きの素材に適用します。
素材のすぐ下に背景になる画像を配置しておきます。
自動でLightWrapのレイヤーが新しく生成され、「加算」で合成されます。
尚、今回取り上げた 他の方法では任意の背景レイヤーを選択してからLight Wrapを作成します。
<Key Correct Pro:市販プラグイン>
Red Giant から発売されているプラグインです。
Key Correct Pro には、「Light Wrap」と カラーコレクション「Color Matcher」の他、15種類以上のプラグインがセットになっています。
最近、公開されたチュートリアルビデオビデオでは、逆光になるシーンで、レイヤースタイル「サテン」を使って暗くしています。
(図:左)が、サテンを使ったサンプル
「Color Matcher」を背景にも使ってみました。
「ターゲットレイヤー」は「空の雲」に設定して、自動で調整しています。
<zMatte v3:市販プラグイン>
4月にバージョンアップした Digital Film Tools 社 の「zMatte」も「Light Wrap」を備えています。
<アルファチャンネル素材の合成>
トラックマットを使った合成で、輪郭に現れる線を低減できます。
アルファチャンネル素材と背景の複製を作成し「アルファ反転マット」で合成。
(参考「Adobe After Effects の達人 Episode 2」)
みてる Light Wrap エフェクト | AEP Project http://tinyurl.com/qmejsj
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Light Wrap エフェクト | AEP Project http://bit.ly/PMi2P
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